『蒟蒻畑 焼きいも味』がおいしいとまずいを行ったり来たりする理由
2017年秋に登場したと思われる『蒟蒻畑 焼きいも味』。
先日信じられない程のセール価格になっていたので試しに買って食べてみた。
それはもう、『蒟蒻畑 焼きいも味』以外の何ものでもなく、『蒟蒻畑 焼きいも味』としか言いようがない、『蒟蒻畑 焼きいも味』っぷりだった。
そして、噛むごとに、おいしいとまずいが行ったり来たりした。
私は蒟蒻畑が好きだ。
そして、私は焼きいもも好きだ。
好きなものふたつがかけ合わさったものは好きに決まってる。
それなのに、私は今『蒟蒻畑 焼きいも味』に対して、好きかどうか問われたら、
「キライじゃないけど好きでもない」と答えるだろう。
私はなぜ、そんな風に思ってしまったのか―――。
理由①
焼きいもは本来ホクホクな食感であるのに対し、
蒟蒻畑はホクホクとは対極と言ってもいいプニョプニョな食感であるため。
理由②
蒟蒻畑は今まで果物の味しかなく、蒟蒻畑=果物の味と脳が記憶しているため。
理由③
単純に合わないため。
以上が分析結果である。
ただ、食感を気にせず味のみに集中すると一瞬「おいしい」と感じる瞬間もある。
そして不思議なことに、味を気にせず食感のみに集中してもまた「おいしい」と感じる。
つまり、味と食感を総合的に判断する際に「まずい」と思ってしまうのである。
おいしいとまずいが行ったり来たりする体験をしたい人には『蒟蒻畑 焼きいも味』を強くおすすめしたい。