すみっコにも混ざれない孤独に寄り添う
『すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の映画を観てきた。
「かわいいだけの映画かと思ってたら違った・・・」と、3万人ぐらいが言ってるような感想になるけど、ほんとにそうだった。
雪山からソリでジャンプして月(仮)まで行こうとするシロクマ。
その計画を聞いたひよこの「すごーい!」だけでもう泣きそうだった。
“無理”だと思うのは、知識や経験があるからで、ひよこには何もなかったのかもしれない。
すみっコたちの声はないから、BGMとナレーション以外の音はすみっコたちが歩いたり飛んだりする音だけ。
それでも全キャラがものすごい存在感だった。
あと、「ありがとう」って伝えることって大事だなって、なんか文字にすると薄っぺらくなってしまうんだけど、そう思った。
今回の映画は、すみっコにも混ざれない孤独に寄り添う ということがテーマなのかなと、個人的には感じた。